CDC、モリンガカプセルに関連する米国初のNDM-1遺伝子保有・超多剤耐性サルモネラのアウトブレイクを調査
CDCがモリンガサプリメントに関連する米国初のNDM-1遺伝子保有サルモネラのアウトブレイクを調査中。7州7名が感染し、この菌株は通常の抗菌薬がほぼ無効な超多剤耐性を示している。
米国疾病対策予防センター(CDC)は、モリンガ粉末カプセルに関連したNDM-1遺伝子を保有する超多剤耐性(XDR)サルモネラ・ニューポートの複数州にまたがるアウトブレイクを調査している。7州で7名の感染が確認され、3名が入院したが死亡例はない。これは、NDM-1遺伝子を持つサルモネラによるアウトブレイクとして米国で初めて記録された事例となる。
原因製品はAmbrosia Brands社が販売する「Rosabella」ブランドのモリンガカプセルで、52のロットコードが対象としてリコールされた。Amazonやebay、TikTok Shop等のオンラインプラットフォームでも販売されていた。
この菌株は、サルモネラ感染症に通常推奨されるすべての第一選択薬および代替抗菌薬(メロペネムなどのカルバペネム系を含む)に耐性を示す。非複雑性感染にはホスホマイシンが使用可能な場合があるが、複雑な症例ではセフィデロコルまたはアズトレオナム・アビバクタムが必要となる可能性がある。CDCは感染症専門医への相談を推奨している。