モデルナ、英国とEUで新型コロナワクチンの承認を取得 変異株対応版と新型「mNEXSPIKE」
モデルナが英国でLP.8.1変異株対応の更新版ワクチン、EUで新型ワクチン「mNEXSPIKE」の承認を取得した。mNEXSPIKEは臨床試験で従来品より高い有効性を示しており、英国内製造拠点からの供給も始まる。
モデルナ社は、英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)より、新型コロナウイルスの変異株「LP.8.1」を標的とした更新版mRNAワクチン「スパイクバックス」の承認を取得した。これにより、 Oxfordshire州のハウェルにある最新施設「MITC(モデルナ・イノベーション・テクノロジー・センター)」で製造されたワクチンが、2026年春のNHS(国民保健サービス)接種キャンペーンに供給される。これは、英国内で製造・商業販売される初のmRNAワクチンとなる。
また、欧州委員会(EC)は、12歳以上を対象とした新型新型コロナワクチン「mNEXSPIKE(mRNA-1283)」の販売承認を付与した。これは、EUにおいてスパイクバックス、mRESVIAに続く同社3番目の承認製品となる。
第3相臨床試験のデータでは、mNEXSPIKEは従来のスパイクバックスと比較して、12歳以上で9.3%、65歳以上の成人で13.5%高い相対的ワクチン有効性を示した。安全性プロファイルはスパイクバックスと同等であり、局所反応はより少なかった。モデルナ社は、米国、カナダ、オーストラリアなど他の主要市場でもすでにmNEXSPIKEの承認を取得している。