原発性膜性腎症を対象とした第III相試験でGazyvaが主要評価項目を達成

Genentechは、原発性膜性腎症の成人を対象とした第III相MAJESTY試験で、Gazyva®(obinutuzumab)が主要評価項目を達成したと発表した。2年(104週)時点の完全寛解率はtacrolimusより有意に高く、安全性は既知のプロファイルと一致し新たな懸念は認められなかった。

GenentechRoche Groupの一員、SIX: RO, ROG;OTCQX: RHHBY)は、原発性膜性腎症の成人を対象に実施した第III相MAJESTY試験が主要評価項目を達成し、Gazyva®(obinutuzumab)で統計学的に有意かつ臨床的に意義のある結果が示されたと発表した。結果によると、2年(104週)時点での完全寛解を達成した人の割合は、tacrolimusと比較してGazyvaで有意に高かった。安全性は、十分に特徴づけられているGazyvaのプロファイルと一致しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。

グローバル製品開発の責任者を兼ねる最高医療責任者(chief medical officer)は、承認されれば、治療選択肢が限られている原発性膜性腎症の人々に対し、Gazyvaがこの疾患に特化して適応を有する初の治療となる可能性があると述べた。今回の結果は、Gazyvaが原発性膜性腎症のより多くの人々に完全寛解の達成をもたらし、腎機能をより長く維持し、生命を脅かす合併症の発症を遅らせ、あるいは予防し得ることを示している。

主要な副次評価項目の解析では、104週時点の全体寛解(完全寛解または部分寛解)および76週時点の完全寛解において、tacrolimusと比べてGazyvaが統計学的に有意で臨床的に意義のあるベネフィットを示した。データは近日開催予定の医学学会で発表され、米国食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品庁(EMA)を含む保健当局とも共有される。

原発性膜性腎症は、不可逆的となり得る腎障害と腎機能低下を引き起こす慢性自己免疫疾患であり、米国では96,000人以上が罹患していると推定されている。原発性膜性腎症の人の最大30%は10年以内に腎不全へ進行するとされ、透析や移植といった侵襲的介入が必要となる。これは患者とその家族に大きな影響を及ぼすだけでなく、医療システムにとっても多大なコスト負担となる。

原発性膜性腎症は、身体の免疫系が腎臓の濾過単位である糸球体(glomeruli)を攻撃し、尿中への蛋白漏出を引き起こし、腎機能が徐々に低下する可能性がある慢性自己免疫疾患である。時間の経過とともに腎臓の損傷は不可逆となり得て、腎不全、idiopathic nephrotic syndrome、血栓、心血管疾患など、生命を脅かす合併症のリスクを高める。腎機能の維持を助け、重篤で致死的となり得る合併症の発症を遅らせ、あるいは予防するためには、完全寛解の達成が極めて重要である。

Gazyvaは、疾患の根本的な原因の一部を標的とすることで、腎機能をより長く維持し、生命を脅かす合併症の発症を予防する可能性がある。現在の治療アプローチにもかかわらず、膜性腎症の人の最大30%は10年以内に腎不全へ進行する;完全寛解の達成は、その進行を遅らせ、あるいは予防する助けとなり得る。

MAJESTYは、免疫介在性疾患におけるGazyvaの第III相試験として4件目の良好な結果であり、ループス腎炎におけるREGENCY、全身性エリテマトーデスにおけるALLEGORY、idiopathic nephrotic syndromeにおけるINShoreに続くものである。こうしたエビデンスの蓄積は、免疫介在性疾患の幅広いスペクトラムにわたって疾患活動性に対処するうえでのGazyvaの可能性を支持している。

Gazyvaは、REGENCYおよびNOBILITY試験のデータに基づき、活動性ループス腎炎の成人に対する治療として米国および欧州連合で承認されており、ループス腎炎の小児および青年を対象としたグローバル第II相試験でも検討が進められている。

**Gazyva®(obinutuzumab)**は、B細胞を直接死滅させるType II抗CD20領域と、結合親和性を高め抗体依存性細胞傷害(ADCC)を増強するための糖鎖改変(glycoengineered)Fc領域を備えるよう設計されたヒト化モノクローナル抗体である。CD20は特定の種類のB細胞に発現するタンパク質である。Gazyvaは、米国およびEUでループス腎炎の成人に対して承認されている。また、Gazyvaはさまざまな種類の血液がんに対して100カ国で承認されている。Gazyvaは、組織内のB細胞を深く枯渇させることを目的に設計された、糖鎖改変抗CD20モノクローナル抗体である。

**MAJESTY[NCT04629248]**は、原発性膜性腎症の人々におけるGazyva®(obinutuzumab)の有効性および安全性を評価するために設計された、第III相の無作為化、非盲検、多施設共同試験である。本試験には142人が登録され、1:1でGazyvaまたはtacrolimusに無作為に割り付けられた。主要評価項目は、2年(104週)時点で完全寛解を達成した人の割合である。

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  1. Genentech Announces Positive Phase III Results for Gazyva in Primary Membranous ... · markets.ft.com
  2. Genentech Announces Positive Phase III Results for Gazyva in Primary Membranous ... · www.pharmiweb.com
  3. Genentech Announces Positive Phase III Results for Gazyva in Primary Membranous ... - The Derrick · www.thederrick.com
  4. Genentech Announces Positive Phase III Results for Gazyva in Primary Membranous ... · finance.yahoo.com
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