Natco Pharma、インドでジェネリックsemaglutideのCDSCO承認を取得
Natco Pharmaは、インドでジェネリックsemaglutide注射剤の製造・販売についてCDSCOの承認を取得し、2026年3月の発売を計画している。Eris Lifesciencesが提携を通じて商業化を担い、同国の糖尿病・代謝ケア領域での展開を加速させる。
Natco Pharmaは、インドでジェネリックsemaglutide注射剤を製造・販売するための承認をCentral Drugs Standard Control Organisation (CDSCO)から取得した。同社は、インド市場で2026年3月に同製品を発売する計画だ。
semaglutideはGLP-1受容体作動薬であり、コントロール不十分な2型糖尿病の成人の治療に用いられ、食事療法および運動療法と併用して処方される。同薬は慢性的な体重管理にも使用され、血糖コントロールと体重減少に関する臨床アウトカムにより支持されている。
Eris Lifesciencesは、インドにおけるsemaglutideの商業化に関してNatco Pharmaとの提携を発表し、糖尿病および代謝ケア分野でのプレゼンス拡大に注力する姿勢を強めた。この協業により、Erisの商業基盤および糖尿病フランチャイズの展開力と、Natcoの製剤における製造・規制対応能力が結び付く。
semaglutideの追加は、Erisの糖尿病治療ポートフォリオの強化と、代謝治療における役割拡大につながると見込まれる。Erisは糖尿病診療(diabetology)分野での基盤を築いており、専門医へのリーチと、インド全土の内分泌科医、糖尿病専門医、医師との関与に支えられている。
インドでは糖尿病人口が増加し、肥満管理に関する認知も高まるなか、GLP-1治療は代謝分野における機会を提供する。同製品は、インドの代謝ケア分野における2型糖尿病管理に焦点を当てる。
これに先立ち、Natco Pharmaは、デンマークの製薬企業Novo Nordiskが保有するsemaglutideの特許の取消し(revocation)を求め、Delhi High Courtに申し立てていた。別途、Dr Reddy's Laboratoriesも昨年、Patents ActおよびCommercial Courts Actに基づき、Novo Nordiskに付与されたインド特許番号IN 262697の無効化(cancellation)を求めてDelhi High Courtに提起していた。
CDSCO承認の発表を受け、16日2月にはNatco Pharmaの株価が12.5%上昇し、日中高値のRs 932に達した。