前治療歴のある扁平上皮NSCLCで、gotistobartがdocetaxelに対し早期の生存利益を示す

第3相PRESERVE-003試験第1段階の初期結果では、前治療歴のある転移性扁平上皮NSCLC患者において、gotistobartがdocetaxelに比べ全生存期間を改善した。客観的奏効率と奏効期間もgotistobartで良好だった一方、無増悪生存期間に有意差はみられなかった。

Gotistobartは、特定の非小細胞肺がん患者に対する化学療法を用いない治療として、第3相PRESERVE-003試験の第1段階から早期の生存データを示した。PD-L1 inhibitor or PD-1 inhibitorおよびプラチナ製剤ベースの化学療法による前治療を受けた転移性扁平上皮病変の患者では、追跡期間中央値14.5カ月時点で、gotistobart単剤療法の全生存期間は未到達であり、docetaxelベース化学療法の9.95カ月と比較された。

この試験には、ステージIII-IVの転移性疾患を有する18歳以上の患者が登録された。第1段階では、per-protocol解析における転移性扁平上皮病変患者が、gotistobart群(n = 45)またはdocetaxel群(n = 42)に無作為に割り付けられた。gotistobart群では10 mg/kgを3週ごとに2回のローディング投与後、6 mg/kgを3週ごとに投与し、docetaxel群では75 mg/m2を3週ごとに投与した。

主要評価項目は全生存期間であった。転移性扁平上皮病変患者では、gotistobart単剤療法の全生存期間は未到達(95% CI, 9.3-推定不能)であり、docetaxelベース化学療法の9.95カ月(95% CI, 6.8-11.93)と比較して良好であった(ハザード比 0.46; 95% CI, 0.25-0.84; P = .01 [nominal])。

副次評価項目でもgotistobartが優勢であった。gotistobart投与患者では、docetaxel投与患者と比べて客観的奏効率が高く、奏効期間中央値も長く、それぞれ20%対4.8%、11.0カ月対3.8カ月であった。無増悪生存期間には群間で有意差は認められず、無増悪生存期間中央値はgotistobartで2.4カ月(95% CI, 2.1-4.5)、docetaxelで2.6カ月(95% CI, 2.1-3.9)であった(ハザード比 0.69; 95% CI, 0.42-1.13)。

全患者が以前にPD-L1阻害薬またはPD-1阻害薬とプラチナ製剤ベース化学療法を受けており、過去の二重免疫療法も許容された。試験参加者の約7%は、以前に別の抗CTLA-4治療を受けていた。年齢分布は両群でおおむね同等で、多くは男性であった。全体として、患者の71%がアジア人で、約25%が白人であった。ベースライン時点で、肝転移および脳転移はdocetaxel群よりgotistobart群で多く認められた。

Gotistobartは、酸性の腫瘍微小環境で制御性T細胞を枯渇させるpH感受性のCTLA-4 antibodyである。安全性については、グレード3以上の有害事象はgotistobart群で42.2%、docetaxel群で48.3%に発生し、重篤な有害事象は42.2%対29.3%であった。gotistobart群では2件の死亡が発生したが、治療関連とは判断されず、いずれの群でも予期しない毒性は認められなかった。最も多く報告された有害事象は、消化器系事象、肝機能検査異常、infusion-related reactionsであった。

第1段階における非扁平上皮NSCLC患者のデータは提示されなかった。この試験はOncoC4がスポンサーを務め、BioNTech SEが試験の実施および共同研究を行った。

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References

  1. Oral Paclitaxel DHP107 Non-inferior to IV for Metastatic Breast Cancer | Oncology Nursing News · oncnursingnews.com
  2. Gotistobart Response Rate Bests Chemo in Pretreated NSCLC - Medscape · medscape.com
  3. Phase II trial of anlotinib-chemotherapy combination in pretreated HER2-negative metastatic ... · nature.com