FDA、未治療CLLにCalquence+venetoclaxの「全経口・固定期間」レジメンを初承認

FDAは、AstraZenecaのCalquence(acalabrutinib)とvenetoclaxの併用を、未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)に対する初の全経口・固定期間(14カ月)レジメンとして承認した。第III相AMPLIFY試験では3年時点の無増悪割合が77%で、標準的化学免疫療法の67%を上回った。

AstraZenecaは、未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)の成人に対し、Calquenceacalabrutinibvenetoclaxの併用を「全経口(オールオーラル)・固定期間」レジメンとして初めて米国FDAの承認を取得した。14カ月間の併用療法は、継続治療に代わる有効で期間限定の選択肢を提供し、医師が患者ニーズに合わせて治療を調整しやすくすることを目的としている。

米国食品医薬品局(FDA)による承認は、米国血液学会(American Society of Hematology)2024年年次総会で発表され、『The New England Journal of Medicine』に掲載されたAMPLIFY第III相試験の良好な結果に基づく。CLLは成人における白血病で最も一般的なタイプである。米国では2024年に、1次治療(1st-line)としてCLLの治療を受けた人は推定18,500人だった。

AMPLIFY第III相試験の結果、Calquence+venetoclaxで治療された患者のうち**77%**が、3年時点で無増悪(progression free)だったのに対し、標準治療の化学療法(治験責任医師の選択によるフルダラビン+シクロホスファミド+リツキシマブ、またはベンダムスチン+リツキシマブ)では67%だった。無増悪生存期間(PFS)の中央値は、化学免疫療法では47.6カ月であったのに対し、Calquence+venetoclax群では未到達だった。さらに、Calquence+venetoclaxは化学免疫療法と比べ、疾患進行または死亡のリスクを35%低下させた(ハザード比0.65、95%信頼区間0.49-0.87、p=0.0038に基づく)。

Calquenceの安全性および忍容性は既知の安全性プロファイルと一致しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。

Calquence+venetoclaxは欧州連合(EU)、カナダ、英国およびその他複数の国で承認されており、AMPLIFYの結果に基づく本レジメンの承認申請は、追加の国々でも現在審査中である。米国での適応拡大と、世界各国で進行中の規制当局による審査は、同社が血液領域で主導的フランチャイズを構築する戦略を裏付けるものであり、規模が大きく拡大するCLL患者集団において、BTK阻害薬ベースのレジメンの採用がさらに進む可能性がある。

AstraZenecaはまた、マントル細胞リンパ腫やびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を含む複数のB細胞性悪性腫瘍において、Calquenceを単剤および併用療法としてさらに開発している。

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References

  1. AstraZeneca wins U.S. nod for first fixed-duration all-oral CLL combo - The Globe and Mail · theglobeandmail.com
  2. Calquence Plus Venetoclax Approved in the US as First All-Oral, Fixed-Duration Combination for Patients with Chronic Lymphocytic Leukemia in the 1st-Line Setting · drugs.com
  3. CALQUENCE® plus venetoclax approved in the US as first all-oral, fixed-duration ... - Yahoo Finance · finance.yahoo.com