ループス患者、CAR-T療法後に2度の出産に成功 二重標的治療で妊孕性を維持

難治性ループスの女性がCAR-T療法後に2度の出産を果たし、治療の安全性と妊孕性の維持が証明された。また、BiTE製剤も難治性の強皮症などで高い効果を示しており、自己免疫疾患治療の新たな局面を迎えている。

難治性のループス腎炎を患う24歳の女性が、二重標的CAR-T細胞療法を受けた後、2度の自然妊娠と出産に成功した。この症例は、新世代のCAR-T療法が全身性エリテマトーデス(SLE)の長期寛解を導入しつつ、妊孕性(妊娠する能力)を維持できる可能性を示している。生まれた2人の乳児へのCAR-T細胞の移行は認められず、いずれも健康に成長している。

また、自己免疫疾患に対する新たなアプローチとして、二重特異性T細胞誘導抗体(BiTE)の有効性も報告された。難治性の抗合成酵素症候群患者5名にブリナツモマブを、全身性強皮症患者5名にテクリスタマブを投与したところ、筋肉や皮膚の病変が改善し、間質性肺疾患の安定化が確認された。

これらの治療法には、グレード3までのサイトカインストーム(CRS)などの副作用も見られたが、これまで既存の治療法が効かなかった難治性の自己免疫疾患患者にとって、CAR-Tや二重特異性抗体は極めて有望な選択肢となることが期待されている。

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References

  1. Pharmacists Weigh Real-World Challenges of Bispecific Antibodies in Multiple Myeloma · pharmacytimes.com
  2. CAR-T therapy preserves fertility in refractory lupus - the limbic · thelimbic.com
  3. Bispecific T cell engagers for treatment -refractory autoimmune connective tissue diseases · nature.com