15歳時の学業プレッシャー、20代までのうつ症状と自傷に関連する可能性 研究

The Lancet Child & Adolescent Healthに掲載された研究は、15歳時点の学業プレッシャーが、22歳までの抑うつ症状の増加や24歳までの自傷リスクと関連すると報告した。研究者らは、学業プレッシャーを軽減するため、学校全体での介入の必要性を訴えている。

学業プレッシャーは、15歳時点でうつ病および自傷のリスクを20代になっても高める可能性がある。2月12日にThe Lancet Child & Adolescent Healthにオンライン掲載された研究で明らかになった。15歳で学校の勉強に圧倒されていると感じていた10代は、少なくとも22歳まで毎年、より高い水準の抑うつ症状を報告し続け、その関連は16歳時点で最も強かった。

研究チームは、Children of the 90sコホートの若者4,714人を追跡し、10代のストレス水準、特に進路を左右する重要な試験期間中のストレスが成人後の人生にどのような影響を与えるかを調べた。英国では、15歳前後は子どもたちがGeneral Certificate of Secondary Education試験を受ける時期にあたる。

このコホートには、1991年および1992年にイングランド南西部で生まれた子どもとその親が含まれ、長年にわたり、うつ症状に関する情報を含む調査票に回答してきた。別の解析では、11歳および14歳という早い時期の高ストレスも将来のうつ病と関連しており、この問題は高校最終学年よりかなり前から始まっていることが示唆された。

自傷に関する結果は、とりわけ際立っていた。15歳時点で、研究で用いた9点尺度の学業プレッシャーが1ポイント上昇するごとに、生徒が自傷を行うオッズは8%上昇していた。この上昇したリスクは、参加者が24歳に達するまで検出可能なままだった。

研究者らは、学業プレッシャーはうつ病と自傷に対する修正可能なリスク因子となる可能性があると結論づけ、「学校全体(whole-school)」での介入を求めている。これには、試験の数を減らし、社会的・情動的スキルの育成をより重視するなど、教育文化そのものを変えていくことが含まれる可能性がある。

研究者らは、参加者が15歳だったのは2006年から2007年であるため、今回の知見にはCOVID-19やその後の政策変更の影響は反映されていないと指摘した。また、さらなるデータが必要だとしたうえで、この研究は観察研究であり、因果関係を証明するものではないと注意を促している。

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References

  1. Study Says Stress, Weight And Hormones Alter Timing of Puberty in Girls · drugs.com
  2. Early Diagnosis Key To ADHD Child's Academic Success, Study Finds · drugs.com
  3. School Stress at Age 15 May Leave Long-Term Mental Health Scars · drugs.com