イキセキズマブとデウクラバシチニブ、乾癬性関節炎で持続的な有効性を示す

実臨床および試験データにより、イキセキズマブとデウクラバシチニブが乾癬性関節炎において持続的な有効性を示すことが明らかになりました。イキセキズマブは24ヶ月間にわたり高い寛解率と薬剤保持率を達成し、デウクラバシチニブは第III相POETYK PsA-2試験で複数の疾患領域にわたって転帰を改善しました。

最近の研究では、乾癬性関節炎(PsA)に対する治療薬、特にIL-17A阻害薬イキセキズマブとTYK2阻害薬デウクラバシチニブの持続的な有効性が強調されています。第III相POETYK PsA-2試験では、デウクラバシチニブは乾癬性関節炎の複数の領域にわたって転帰を改善し、良好な安全性プロファイルを示しました。RMD Openに掲載された実臨床での比較分析では、イキセキズマブ投与中のPsA患者は、12ヶ月間にわたって関節および皮膚の疾患活動性が持続的に改善し、寛解率は他の生物学的療法と同等かそれ以上であることが示されました。

乾癬性関節炎は、関節と皮膚の両方に影響を及ぼす慢性の免疫介在性炎症性疾患であり、生活の質の低下や機能制限を引き起こすことがよくあります。ランダム化試験により、生物学的または標的合成疾患修飾性抗リウマチ薬(b/tsDMARD)の有効性は確立されていますが、実臨床での比較有効性データは依然として限られています。そこで研究者らは、日常診療においてイキセキズマブまたは他のb/tsDMARDを開始した患者の治療反応と治療継続率を評価しました。

この前向き観察分析には、2019年から2022年の間にイキセキズマブまたは他のb/tsDMARDを開始した複数国のPsA患者1192人が含まれていました。ベースライン特性は治療群によって異なりました。平均年齢は50.4歳から53.7歳、女性は55.9%から65.3%、平均罹病期間は7.3年から8.9年でした。イキセキズマブを開始した患者は、一部の比較群と比較して、罹病期間が長く、生物学的製剤または標的治療への曝露歴が多い傾向がありました。腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬を開始した患者は、一般に罹病期間が短く、治療曝露歴も少ない傾向がありました。

12ヶ月時点で、イキセキズマブ投与患者は、臨床的乾癬性関節炎疾患活動性(cDAPSA)スコアで測定される関節疾患活動性の臨床的に意味のある減少と、体表面積(BSA)で評価される皮膚病変の改善を示しました。イキセキズマブ投与患者の約18.8%がcDAPSA寛解を達成し、これはTNF阻害薬療法と同程度でしたが、IL-12/23およびIL-23阻害薬のプール結果よりも高値でした。比較分析の結果、イキセキズマブ投与患者は、これらのIL標的治療薬投与患者と比較して、寛解または非常に低い疾患活動性を達成する可能性が約2倍高いことが示されました。

皮膚転帰も特定の比較においてイキセキズマブを支持するものでした。BSAの改善はTNF阻害薬療法よりも大きく、一部の患者では皮膚疾患のより強力な制御が示唆されました。患者報告による疼痛スコアも、プールされたIL-12/23およびIL-23阻害薬療法と比較してより大きく改善しました。しかし、医師による全体的評価スコアは、TNFまたはヤヌスキナーゼ阻害薬を投与された患者でより改善しており、臨床医が認識する転帰と患者が認識する転帰の間に潜在的な差異があることが浮き彫りになりました。

12ヶ月間の治療継続率は生物学的製剤のクラス間で概ね類似しており、全体的な継続率は約63.0%でした。中止の一般的な理由には、反応不十分、二次的な効果減弱、医師の判断が含まれ、有害事象による中止率は群間で同等でした。サブグループ分析の結果、生物学的製剤または標的治療に曝露歴のある患者は、治療未経験の患者よりも改善が小さい傾向があることが示唆されましたが、一部のサブグループではサンプルサイズが限られていました。研究者らはまた、初期時点で見られた改善は、12ヶ月の追跡期間を通じてほぼ維持されているようであると指摘しました。

研究の限界には、実臨床の観察研究デザインによる交絡と選択バイアスの可能性、一部の治療群のサンプルサイズが小さいことによる統計的検出力の制限、国による処方慣行の違いによる一般化可能性の低下が含まれます。研究著者らは、「リウマチ専門医は、関節と皮膚の両方の同時解決を含む、患者のより広範な[健康関連QOL]に注意を向けなければならない」と述べています。

別のイタリアの多施設レトロスペクティブ研究では、PsA患者の疾患活動性を低下させるIXEの有効性を評価し、24ヶ月間の薬剤保持率(DRR)を決定しました。この研究には132人の患者(女性78人、男性54人、平均年齢59.1±11.9歳)が含まれていました。ベースライン時、乾癬性関節炎疾患活動性(DAPSA)の中央値(IQR)は16.2(7.7)、疼痛のビジュアルアナログスケール(VAS)は6.5(3.0)でした。軸性病変を有する患者では、強直性脊椎炎疾患活動性スコア-C反応性タンパク質(ASDAS-CRP)の中央値(IQR)は3.4(1.3)、バス強直性脊椎炎疾患活動性指数(BASDAI)は5.0(1.5)でした。

IXE治療は、24ヶ月間にわたってDAPSA(p < 0.001)、ASDAS-CRP(p < 0.001)、BASDAI(p < 0.001)、VAS疼痛(p < 0.001)、健康評価質問票(HAQ)(p < 0.001)、赤血球沈降速度(p = 0.014)、CRP(p = 0.004)の統計的に有意な減少と関連していました。24ヶ月時点で、DAPSA閾値による寛解と低疾患活動性はそれぞれ患者の46.7%と93.3%が達成し、非常に低い疾患活動性と最小疾患活動性の基準はそれぞれ16.0%と34.0%が満たしました。IXEのDRRは、12、18、24ヶ月時点でそれぞれ82.1%、76.3%、73.3%であり、女性患者では低値でした(p = 0.036)。軸性病変の有無(p = 0.84)、生物学的製剤またはtsDMARDへの曝露歴(p = 0.68)、体格指数(BMI)カテゴリー(p = 0.48)でコホートを層別化した場合、IXEのDRRに差は見られませんでした。

結論として、IXEはPsA患者の複数の疾患領域にわたって迅速かつ持続的な疾患制御を可能にしました。高いDRRは、以前の生物学的製剤曝露やBMIに関係なく、その長期使用を支持します。IXE治療反応における性差は、さらなる調査が必要な場合があります。

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References

  1. TYK2 inhibition shows durable efficacy in PsA | Nature Reviews Rheumatology · nature.com
  2. Ixekizumab Improves Joint and Skin Outcomes in Patients with Psoriatic Arthritis · rheumatologyadvisor.com
  3. Ixekizumab for the treatment of psoriatic arthritis: an Italian multicentric retrospective ... · nature.com