FDA、モデルナのmRNAインフルエンザワクチンの受理を拒否、米国外に注力へ
FDAがモデルナのインフルエンザワクチン候補mRNA-1010の受理を拒否。同社は米国外での展開を進め、併用ワクチンの申請を延期する。予想外の決定に失望と規制への懸念を示した。
米食品医薬品局(FDA)が、モデルナの季節性インフルエンザワクチン候補「mRNA-1010」に対して予想外の受理拒否通知を送付したと、同社が発表した。モデルナは今後、米国以外の市場で本ワクチンを推進し、併用インフルエンザワクチンの申請を延期する。
受理拒否通知は2月10日付。同社は失望を示し、この決定が医薬品規制環境全体に与える影響について懸念を表明した。
mRNA-1010は50歳以上を対象とした実験的な季節性インフルエンザワクチンで、同社のCOVID-19ワクチンと同じmRNA技術を利用しており、重症化リスクの高い高齢者においてインフルエンザへの防御力を高めるよう設計されている。独立した諮問委員会は6月、ベネフィットがリスクを上回ると全会一致で投票していた。
モデルナの株価(MRNA)は今月23%下落している。