Merck、PD-L1陽性プラチナ抵抗性卵巣がんに対するKEYTRUDA併用療法でFDA承認を取得
Merckは2026年2月上旬、PD-L1陽性のプラチナ抵抗性卵巣がんに対するKEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEX併用療法でFDA承認を取得した。これはこの治療困難な領域におけるPD-1阻害薬レジメンとして初の承認であり、同社の腫瘍領域戦略を後押しする。
Merckは2026年2月上旬、PD-L1陽性のプラチナ抵抗性上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がんの成人患者を対象に、1または2回の全身治療歴後の治療として、KEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEXとpaclitaxelの併用療法(bevacizumab併用の有無を問わない)についてFDA承認を取得した。これは、この治療困難な領域におけるPD-1阻害薬レジメンとして初の承認となり、女性がん領域におけるKEYTRUDAの適応拡大と、Merckの腫瘍学フランチャイズの強化を意味する。
この承認は、プラチナ抵抗性卵巣がんに対する新たなファースト・イン・クラス承認と位置づけられた。短期的な腫瘍領域の成長材料を強化する一方で、KEYTRUDAの将来的な独占権喪失や、より広範な薬価圧力をめぐる中核的なリスクを解消するものではない。
Merckの2026年業績見通しは、売上高US$65.5 billion~US$67.0 billionであった。今回の卵巣がん承認は、経営陣の成長計画を下支えする追加材料とみなされたが、同社のポートフォリオはなお、中国におけるGardasil需要の弱さや、KEYTRUDAへの集中に対する継続的な懸念といった逆風にも直面している。
Pembrolizumabは2014年に初めて承認を取得した。現在では17種類のがんにわたり承認されている。