FDA、加工食品原料の安全性認定取り消しを検討へ
米保健福祉省(HHS)長官のRobert F. Kennedy Jr.は、コーンシロップなどの甘味料やでんぷん類を含む加工・精製炭水化物数十種類について、FDAがGRAS(一般に安全と認められる)認定の取り消しを求める請願を検討すると述べた。Kennedyは、食品企業が政府の監督なしに安全性を確認できるGRASの「抜け穴」を、ホワイトハウスの承認が得られれば閉じる意向も示した。
米食品医薬品局(FDA)は、食品企業がそれらが安全で健康問題や肥満に寄与していないことを証明できない限り、加工・精製炭水化物数十種類の安全性認定を取り消すよう求める請願(petition)を検討する方針だと、米保健福祉省(HHS)長官のRobert F. Kennedy Jr.が日曜日に放映された発言で述べた。Kennedyは、昨年8月に元FDA長官のDavid Kesslerが提出した要請をFDAが取り上げるとし、コーンシロップや他の甘味料、でんぷん類数十種類を、GRAS(Generally Recognized as Safe:一般に安全と認められる)に分類された成分リストから除外するよう求めたものだと説明した。
「私たちはDavid Kesslerの請願に対応します」とKennedyはCBSの番組「60 Minutes」に語った。「そして、彼が提起している問いは、FDAがずっと以前から問うべきだった問いです」
KennedyとKesslerは、1958年に議会で制定されたGRAS分類が、監督なしに食品企業が当該成分の安全性を確認できる仕組みになっているため、政府による全面的な安全性審査を経ないまま成分の使用を可能にしてきたと述べている。Kennedyは、ホワイトハウスの承認が得られれば、その抜け穴を塞ぐ意向だとした。
「超加工(ultraprocessed)されている製品が安全かどうかを、米国人が知る方法はありません」とKennedyは「60 Minutes」で述べた。
小児科医で、1990年から1997年までFDA長官を務めたKesslerは、1990年代にたばこ産業に取り組んだ自身の仕事をモデルにして、今回の要請をFDAに提出した。FDAを率いていた在任中、Kesslerは同庁の下でたばこを規制しようと試みた。この取り組みは最終的に失敗したが、たばこ産業により大きな注目を集める一助となった。
Kesslerは請願の中で、自身が30年以上前に率いた機関には、超加工食品の中核成分の一部がもはや「一般に安全と認められる」とは言えないと宣言する権限と科学的根拠があったと主張した。「私たちはこの国がたばこをどう見るかを変えました」とKesslerはCBSの番組に語った。「私たちはこの国がこれらの超加工食品をどう見るかを変える必要があります」
Kennedyは、さらなる政府規制を求めるとは明言しなかった。「超加工食品を規制するつもりだと言っているのではありません」と彼は述べた。「私たちの仕事は、誰もが自分が何を手にしているのかを理解できるようにし、情報に基づいた市民(informed public)を確保することです」
Trump政権は先月、米国人に対し、これまでの助言よりもたんぱく質を多く、砂糖を少なく摂取し、高度に加工された食品を避けるよう促す新たな食事指針を発表した。加工食品と人工着色料に対するKennedyのキャンペーンは、在任中の取り組みの中でも最も注目度の高いものの一つとなっている。
食品企業はすでに「食品供給における原材料について、FDAの科学およびリスクに基づく評価に従っている」と業界団体のConsumer Brands Associationは声明で述べた。「GRASプロセスは、消費者需要に応えるための企業のイノベーションを可能にする上で重要な役割を果たしている……。HHSとFDAがGRASの改定を検討するにあたり、安全な原材料の分析を継続的に確保し、消費者の透明性を高めるために、私たちは協力する用意がある」と同団体は述べた。
Kennedyが、Kesslerによって提出された市民請願に対する正式な回答をいつ公表するのか、また書簡に何が書かれるのかは、現時点では明らかではない。そのため、タイムラインを含め、計画の多くの詳細は不透明なままである。