FDA、モデルナのmRNAインフルエンザワクチンを承認、麻疹患者は増加続く

FDAは、高齢者向けにモデルナのmRNAインフルエンザワクチンを承認した。これは初めて承認されたmRNAベースのインフルエンザワクチンである。麻疹患者は増加し続けており、CDCは新たな勧告を発表した。Nature誌の研究では、Covidが休眠状態のウイルスの再活性化と関連していることが判明した。

米国食品医薬品局(FDA)は、以前の審査拒否の決定を覆し、モデルナのインフルエンザワクチンを高齢者向けに承認した。これにより、mRNA技術を用いた初めての認可インフルエンザワクチンとなった。この承認は、米国で麻疹の流行が続き、CDCの新しい所長が承認され、複数の新たな健康勧告が発表された時期に行われた。

この承認は、2月に始まったプロセスの頂点となった。当時のFDA生物製剤部門の責任者が、キャリア職員の意見を覆して異例の「受理拒否(refuse-to-file)」通知を出したのである。その1週間後、モデルナがFDAの決定を公表した後、決定は覆された。それ以前に、FDAはモデルナの治験用インフルエンザワクチンの生物製剤承認申請の審査を拒否し、安全性や有効性への懸念ではなく試験デザインに基づくRefusal-to-Fileレターを発行していた。FDAは、同社が重要な第3相有効性試験で、認可された標準用量の季節性インフルエンザワクチンを比較対照として使用したと判断したが、これは「最善の標準治療」を反映していなかった。

米国の委員会が会合を開き、麻疹のデータを検討し、米国の麻疹排除状況について汎米保健機関(PAHO)に勧告を行う予定だ。委員会の委員長は、今年の症例数は「暴走列車のようなもの」であり、「公衆衛生上の勝利が覆され得るという厳粛な思い起こし」だと書いた。CDCは2025年3月7日時点で、テキサス州とニューメキシコ州で発生関連の確定症例208件と死亡2件を報告した。2026年4月9日時点で、CDCは米国内で1,741件の麻疹症例を報告しており、前週比で43件増、2.57%の増加となった。

CDCは、米国の違法薬物供給におけるメデトミジンの検出増加の報告を受け、ホワイトハウス国家薬物取締政策室と共同で健康勧告を発出した。曝露により、深い鎮静、徐脈、低血圧を引き起こす可能性があると指摘している。CDCはまた、クルーズ船に関連した集団発生を受けてハンタウイルス検査に関する健康最新情報を発出した。5月18日時点で、米国内でこの集団発生に関連する確定症例はない。さらに、散発的なヒトのA(H5N1)鳥インフルエンザ感染症が発生する中、入院患者のインフルエンザA陽性検体の迅速なサブタイピングを推奨する勧告が出された。2026年1月20日時点で、米国内で発生関連の寄生はないものの、メキシコのタマウリパス州で動物の新世界スクリューワーム症例が確認されたことを受け、別の勧告も発出された。更新されたACIP勧告には、50歳以上の成人への肺炎球菌ワクチンの適応拡大と、10歳以上の患者への5価髄膜炎菌ワクチンの使用が含まれていた。

Nature誌に掲載された研究では、Covidで入院した患者において、特定の休眠ウイルスの再活性化が疾患の重症度と相関することが判明した。この研究には1,100人以上のCovid入院患者の縦断データが含まれており、急性感染中にヘルペスウイルス科(Herpesviridae)とアネロウイルス科(Anelloviridae)という2つのウイルス科の有意な再活性化が認められた。アネロウイルス科の再活性化は、長期的な身体障害および長期Covidと強く関連しており、こうした再活性化は「免疫能が正常な」人々にも頻繁に発生しており、この種の再活性化が免疫不全者に集中するという従来の想定に疑問を投げかけている。

シンガポールでのクラスターランダム化試験では、Wolbachiaに感染したオスのネッタイシマカ(Aedes aegypti)を放つことで、デング熱のリスクが70%以上低下することが判明した。小規模な臨床試験では、「便カプセル」を介して投与された糞便マイクロバイオーム移植により、移植1か月後、15人の参加者のうち6人でピーナッツ耐性が増加し、数人は4か月間持続した。CDCは、市中発症敗血症の最も一般的な病原体である腸管外侵襲性大腸菌を調査し、侵襲性大腸菌感染症の34%以上が3つ以上の抗生物質クラスに耐性を持つことを見いだした。

中国の遺伝子編集試験で2人目の子どもが死亡した。企業のHuidaGeneは、若い少年が治療を受けた後に死亡し、試験が中止されたことを明らかにした。PASTEUR法が4回目となる議会再提出となり、危機的に必要な抗菌薬について製薬会社とのサブスクリプション型契約を提案している。100人以上の大学学部長と学者、および複数の専門組織が提出したアミカスブリーフは、HHSのワクチン政策変更に対する訴訟を支持し、小児用ワクチンスケジュールの変更がACIPの手続き上の保護措置に従わずに行われたと主張している。新しいCDC所長が承認され、約1年間空席だったポストが埋まった。

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References

  1. Covid can reactivate dormant viruses, according to study - STAT News · statnews.com
  2. Top 10 CDC Updates Physicians Should Know - Conexiant · conexiant.com
  3. Top Infectious Disease News Stories Week of May 3 - May 9 | Contagion Live · contagionlive.com
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