Novo NordiskとUnited Laboratories、肥満治療薬UBT251の減量効果を報告
Novo Nordiskと中国のUnited Biotechnologyは、共同開発中の実験的肥満治療薬UBT251が中国の中期段階試験で平均最大19.7%の体重減少を示したと報告した。減量市場で次世代薬の競争が激化するなか、Novo Nordiskの肥満領域パイプライン拡充につながるデータとなった。
Novo Nordiskと中国のUnited Biotechnologyは、両社が共同開発中の実験的な肥満治療薬が、中国で実施された中期段階の臨床試験で患者の体重減少に寄与したと発表した。両社によると、UBT251は平均で最大**19.7%**の体重減少をもたらした。
この試験結果は、Novo Nordiskがパイプライン面で後退を余儀なくされた翌日に公表された。別の後期段階の比較試験で、同社の肥満治療薬候補CagriSemaがEli LillyのZepboundを上回れなかったことが示され、次世代薬をめぐって製薬各社が減量市場に相次いで参入している状況が浮き彫りになった。
試験で評価されている治療はUBT251で、腹部の皮下に注射する薬剤である。参加者は、UBT251の異なる用量レベル、または有効成分を含まないプラセボ注射のいずれかを受け、薬剤の有効性と忍容性(どの程度耐えられるか)を評価する。
本試験は、参加者が無作為に複数の群へ割り付けられる第2相(Phase 2)の介入試験である。並行デザインを採用しており、各群を同時に治療する。また二重盲検で、患者・医師のいずれもUBT251かプラセボかを知らない。主目的は過体重および肥満の治療である。
試験は「募集中(recruiting)」として登録されており、最初の登録(first submission)は2026-02-01で、正式な情報公開と実施施設の稼働開始を示す。最新の更新は2026-02-16に提出され、プロトコルとステータスが現行であることを示している。一方で主要評価項目の完了日および最終完了日はまだ掲載されておらず、結果が得られるのは数年先とみられる。