MEDIPOST、膝関節変形性関節症向け幹細胞治療の第III相試験開始に向けIND変更申請を提出
MEDIPOSTは、膝関節変形性関節症を対象とした臍帯血由来同種間葉系幹細胞療法の第III相試験開始に向け、FDAに治験薬申請(IND)変更申請を提出した。申請は2026年2月13日付で、患者登録は2026年上半期に開始される見込みである。
MEDIPOST Inc.は、膝関節変形性関節症を対象に同社の治験用細胞治療を評価する第III相臨床試験を開始するため、米国食品医薬品局(FDA)に対し治験薬申請(IND)変更申請を提出した。IND変更申請は2026年2月13日に提出され、患者登録は2026年上半期に開始される見込みである。
当該治験は、臍帯血由来の同種(allogeneic)間葉系幹細胞療法であり、膝関節変形性関節症患者における症候性の軟骨欠損の治療を目的として設計されている。本変更申請は、この変性関節疾患を標的とする幹細胞治療について、MEDIPOSTの臨床開発プログラムを前進させることを狙いとしている。
膝関節変形性関節症は疼痛と移動能力低下の主要な原因であり、症状管理にとどまらない治療の必要性を浮き彫りにしている。今後の第III相研究では、この未充足の医療ニーズに対し、再生医療としての細胞治療がどのような役割を果たし得るかが検討される。
CEOは、今回のIND変更申請の提出が米国における臨床プログラムを推進する上で重要な一歩になると述べた。焦点は、本疾患を抱えて生活する人々に対する新たな治療アプローチを裏付け得る厳格な臨床エビデンスの創出にある。IND変更申請の提出は、患者にとって意義のある変化をもたらす可能性を持つ科学の前進に対する、同社の長期的なコミットメントを示すものだという。
MEDIPOSTは2026年1月、親会社がSkylake Equity PartnersおよびCrescendo Equity Partnersを主幹事として、韓国のグロース・エクイティ・ファンドも参加する形で1億4,000万ドルの資金調達ラウンドをクローズしたと発表した。この投資は、科学面およびオペレーション面の能力拡充、インフラ整備、ならびに膝関節変形性関節症を対象とした第III相試験に向けた製造プロセスのスケールアップを支援する。
MEDIPOSTは、幹細胞技術プラットフォームを用いた再生医療製品のポートフォリオ構築を継続しており、スケーラブルで既製(off-the-shelf)の治療法に注力している。