米国の看護師の8人に1人が男性、不足深刻な南部で増加率最大
米国では男性正看護師の割合が約8人に1人に増加し、特に看護師不足が深刻な南部でその伸びが顕著である。採用努力と労働市場の認識変化がより多くの男性を惹きつけ、年間18万9千件の求人を満たす一助となっている。
米国における男性正看護師の割合が約8人に1人に達し、1970年の約40人に1人から大幅に増加した。この増加は、全国で最も深刻な看護師不足、高い頻度の農村部の病院閉鎖、一次医療および救急医療の大きな未充足需要に同時に直面している南部地域で最も速いペースで進んでいる。
アラバマ大学バーミングハム校看護学部は、直接的な働きかけ、男性によるピアメンタリング、看護を高度なスキルと十分な報酬を伴う医療リーダーシップの役割として再定義することにより、男性を積極的に勧誘する機関の一つである。男性看護学生は、アスレチックトレーニング、薬学への関心、軍医療サービスなどの経路を通じてこの職業に入ったと述べており、これらの経路は歴史的に男性を看護から遠ざけていた。
労働省は、退職と高齢化する患者人口を背景に、今後10年間で年間18万9千件の正看護師の求人が発生すると予測している。これらの求人は単一の人口統計上のパイプラインでは満たすことができず、男性看護師の労働力を拡大することは、そのギャップを埋めるために必要な要素の一つと見られている。
研究によれば、患者は性別の多様性を含む人口統計上の多様性を反映した看護師の労働力から恩恵を受ける。特に男性患者は、特定の健康問題について男性看護師と話し合う際により安心感を覚える可能性がある。看護学部の教員は、判断力、コミュニケーション、注意力、プレッシャーの下での行動能力といった中核的な臨床スキルには性別の要素はなく、男性の参入障壁は能力ではなく文化によるものであったと強調している。
南部における男性看護師のより速い増加は、無保険人口の割合が高く、その一次医療ニーズが連邦認定ヘルスセンターやコミュニティクリニックの看護スタッフに不均衡にのしかかっていることと対応している。パンデミック後の労働市場で医療職が最も安定し福利厚生の豊富な雇用の一つとなるにつれ、かつて社会的スティグマを伴っていたキャリアを再検討する男性が増えている。