3mgのsemaglutideへのBAC水の添加量:濃度ガイド
3mg semaglutideバイアルに静菌水を加えると濃度が変化する。正しい量は調剤薬局の指定に依存する。FDA承認のsemaglutideペンは再溶解すべきではなく、FDAは調剤semaglutideの投与量ミスによる入院の報告を受けている。
3mgのsemaglutideバイアルに加える静菌水(BAC水)の量には普遍的な答えはなく、正しい量は調剤薬局が指定する濃度に依存する。純粋に数学的な観点からは、3mgのsemaglutideを含むバイアルに静菌水を1mL加えると3mg/mLの濃度になり、2mL加えるとより希釈された1.5mg/mLの濃度になる。どちらの計算も、特定の製品に対してどちらの容量が適切かを決定づけるものではない。
OzempicやWegovyを含むFDA承認の注射用semaglutide製品は、プレフィルドペンに入ったそのまま使用できる液体溶液として供給されており、静菌水で再溶解すべきではない。したがって、3mgの粉末バイアルは調剤品または未承認製品である可能性が高い。正規の処方医と調剤薬局が提供する希釈液、濃度、指示のみを使用すること。
BAC水を0.5mL加えると6mg/mL(0.1mLあたり0.60mg)、1mLで3mg/mL(0.1mLあたり0.30mg)、1.5mLで2mg/mL(0.1mLあたり0.20mg)、2mLで1.5mg/mL(0.1mLあたり0.15mg)、2.5mLで1.2mg/mL(0.1mLあたり0.12mg)、3mLで1mg/mL(0.1mLあたり0.10mg)の溶液が得られる。U-100インスリン注射器では、0.1mLは10単位に相当する。
これらの計算は、バイアルに正確に3mgが含まれていること、表示されている全量が溶解すること、最終的な液体量が加えたBAC水の量と等しいこと、正しく校正されたU-100注射器が使用されること、調製中に測定可能な損失がないことを前提としている。実際の調剤品には賦形剤が含まれていたり、最終容量が異なる場合があるため、一般的な計算ツールよりも薬局のラベルを優先する必要がある。
水を多く加えても、バイアル内のsemaglutideの表示量は増減しない。変化するのは、1ミリリットルあたりに含まれるsemaglutideの量である。濃度は、濃度=バイアル内のsemaglutide量÷液体量という式で計算できる。調剤されたsemaglutide製品によって濃度が異なる可能性があるため、同じ注射器の目盛りでも、実際に投与される量は大幅に異なる可能性がある。例えば、6mg/mLの溶液から10単位を使用する人は、1mg/mLの溶液から10単位を使用する人に比べて、6倍のsemaglutideを投与されることになる。
FDAは、調剤されたsemaglutideの投与量ミスに関連する有害事象(入院を必要とする症例を含む)の報告を受けている。一部の患者は、ミリグラム、ミリリットル、注射器の単位を混同した結果、意図した量の5倍から20倍を投与した。