IovanceのAmtagvi、進行メラノーマの実臨床データで44%の奏効率を示す
IovanceのAmtagviは、進行メラノーマに関する実臨床研究で確認済み奏効率44%、病勢コントロール率73%を達成した。ゴールドマン・サックスは目標株価を2ドルに引き上げたが、Sell評価を維持している。
Iovance Biotherapeutics Inc.(NASDAQ:IOVA)は、ユタ州ソルトレイクシティで開催された米国移植・細胞治療学会(ASTCT)と国際血液骨髄移植研究センター(CIBMTR)による2026年Tandem Meetingsにおいて、進行メラノーマに対する商業用T細胞療法Amtagvi(lifileucel)の実臨床データを発表した。この後ろ向き研究は、米国の添付文書に従って4つの認定治療施設で商業用Amtagviの投与を受けた、既治療の進行メラノーマ患者41例を対象としたもので、医師評価による確認済み奏効率は44%、病勢コントロール率は73%であった。奏効率はAmtagviを早期に投与した患者でより高かった。
同日、ゴールドマン・サックスはIovanceの目標株価を従来の1.50ドルから2ドルへ引き上げたが、同株に対するSell(売り)評価は維持した。ヘッジファンドのセンチメントデータによると、Iovanceは2025年第3四半期時点で27のヘッジファンドが保有しており、ヘッジファンド保有者数が最も多い免疫療法株の一角に位置している。
経営陣は、Amtagviが固形がんに対する初の一回限りのT細胞療法であり、抗PD-1療法および標的療法(該当する場合)による治療歴のある進行メラノーマ患者に対してFDAが承認した唯一の治療法であると述べた。同社は、この実臨床結果が、商業用Amtagviとして前例のない奏効率を示すベスト・イン・クラスのプロファイルを実証したものだと説明した。
Iovance Biotherapeuticsは、固形がんに対する腫瘍浸潤リンパ球(TIL)療法を開発する臨床段階のバイオ医薬品企業である。主力製品候補は、腫瘍由来の自家T細胞免疫療法であるAmtagviである。同社はまた、遺伝子改変TIL細胞療法を含む、TILを用いた次世代療法の開発も進めている。