Kymera、KT-621でFDAのFast Track指定取得 GileadはKT-200を導入
Kymeraは、KT-621が中等症から重症の好酸球性喘息を対象にFDAのFast Track指定を取得したと発表した。一方、GileadはKT-200の独占導入オプションを行使し、US$45,000,000のマイルストーン支払いが発生し、Kymeraのタンパク質分解プラットフォームに対する外部評価が示された。
Kymera Therapeuticsは、FDAが、同社初の経口STAT6 degraderであるKT-621について、中等症から重症の好酸球性喘息の治療を対象にFast Track指定を付与したと発表した。一方、提携先のGileadは、Kymeraが創製したCDK2 degrader KT-200を独占的に導入するオプションを行使し、これによりUS$45,000,000のマイルストーン支払いが発生した。KT-621に対する規制上の評価と、Gileadとの提携拡大は合わせて、2型炎症性疾患と腫瘍学的応用の双方にまたがるKymeraのタンパク質分解プラットフォームが、外部から評価されていることを示している。
最近の発表の中で、ここで最も重要なのは、GileadがKT-200に関するオプションを行使し、US$45,000,000のマイルストーンを支払ったことである。これは、KT-621がより迅速な規制審査の道に進むのと同時に、Kymeraのdegrader技術に対する第三者の関心を改めて裏付けるものとなった。これらの進展により、投資家の関心は、今後公表予定のKT-621のPhase 2bデータや、主要試験が現在の計画通りに進んだ場合に、Kymeraが提携プログラムを追加のマイルストーンへと転換できる能力へと一段と向かう可能性がある。
Kymera Therapeuticsは、体内に備わる自然なタンパク質分解機構を活用し、疾患の原因となるタンパク質を選択的に分解する低分子治療薬の創製・開発に注力する臨床段階のバイオ医薬品企業である。同社の免疫領域プログラムはSTAT6, IRF5 and IRAK4を標的としており、STAT6プログラムの一環としてKT-621を開発している。
研究開発費は第3四半期に**$74.1 millionへ増加し、臨床試験の進展に向けた投資、特にKT-621's Phase 2b studyに対する投資を示している。Kymera Therapeuticsのストーリーでは、2029年までに$38.1 million revenueおよび$5.6 million earningsを見込んでおり、これを達成するには、年間売上高の伸びがほぼ横ばいで推移するとともに、現在の-$311.4 millionから$317.0 million**の利益改善が必要となる。