USD/CADは堅調な米ドルを背景に1.3700近辺を維持
USD/CADは木曜、1月FOMC議事要旨を受けて米ドルが堅調を維持するなか、1.3700近辺で推移した。Fed当局者は利下げを急がない姿勢を示し、Bank of Canadaも2026年を通じて政策金利を2.25%に据え置くと見込まれている。
USD/CADは木曜の欧州取引時間に、前日の上昇分を維持して1.3700近辺で推移した。水曜に公表された1月の連邦公開市場委員会議事要旨を受け、米ドルが全面的に底堅く推移していることが背景にある。本稿執筆時点で、主要6通貨に対する米ドルの価値を示す米ドル指数(DXY)は、水曜の高値圏である97.80近辺で上げを維持している。
1月のFederal Reserve会合の議事要旨では、当局者らが、物価圧力が中央銀行の**2%目標へ向けて明確な進展を示さない限り、近く利下げを急ぐ考えはないことが示された。一方、カナダドルは全般的に弱含んで推移している。Bank of Canadaは2026年を通じて2.25%の現行金利を据え置くと見込まれているにもかかわらずだ。インフレ圧力は中央銀行の2%**目標近辺にとどまっており、BoCが今年に金融政策を調整する可能性は低い。
本稿執筆時点で、USD/CADは1.3700前後で強含みに推移している。20日指数平滑移動平均線はこれまでの下落傾向を緩めて横ばい化し始めており、下方向の圧力が弱まっていることを示している。日足終値がこの平均線を上回れば、回復基調は維持される見通しだ。14日相対力指数が52にあることも、モメンタムの安定化を裏付けている。
価格は20日EMAをわずかに上回って推移しており、当面の下値支持線は1.3662に位置する。心理的節目の1.3500は引き続き重要なサポートゾーンとなる一方、価格が平均線を継続的に上回れば、2月6日の高値1.3740に向けて上昇余地が開ける可能性がある。さらに、価格が1.3740を突破してその水準を維持すれば、節目の1.3800に向けて一段高となる可能性がある。