Moderna株、決算上振れで上昇 FDAのインフルエンザワクチン審査上の後退が見通しの重荷
Modernaは四半期決算で利益・売上高とも市場予想を上回り、株価は上昇した。一方で、mRNAインフルエンザワクチン申請に対する米FDAの受理拒否や、資金面への懸念が引き続き先行きの重荷となっている。
Moderna株は、同社が市場予想を上回る四半期決算を発表したことを受けて、日中取引で7.2%上昇した。株価は一時**$44.57まで上昇し、直近では$43.0150**で取引された。出来高は3,985,118株で、平均的な1日の取引量12,994,413株を69%下回った。
同社の四半期の1株当たり利益(EPS)は($2.11)となり、市場予想の($2.79)を$0.68上回った。四半期売上高は**$678.00 millionで、アナリスト予想の$611.14 millionを上回った。前年同期には1株当たり利益(EPS)($2.91)を計上しており、売上高は前年同期比で33.2%減**だった。
同社の自己資本利益率は**-29.81%、純利益率は-139.61%といずれもマイナスだった。時価総額は$16.50 billion**、PERは**-5.23**、ベータ値は1.32である。50日移動平均株価は**$37.26**、200日移動平均株価は**$29.87**となっている。
大きな規制上の後退も引き続き注目されている。米FDAは受理拒否(refusal-to-file)を出し、試験上の問題を理由にModernaの新たなmRNAインフルエンザワクチン申請を受理しなかった。これを受けてModernaはType A meetingを要請した。
最近の取引では、インサイダーによる売却も確認された。過去6カ月間で、インサイダーは公開市場で4回取引し、買いは0件、売りは4件だった。報告された売却には、社長による160,009株の売却(推定**$7,814,839**)、Chief Legal Officerによる13,885株の売却(推定**$726,046**)、取締役による23,853株の売却(推定**$703,305**)、さらに別の幹部による504株の売却(推定**$13,910**)が含まれる。
直近四半期の機関投資家の動きはまちまちで、286の機関投資家が持ち株を増やした一方、318が保有比率を引き下げた。2025年第4四半期の主な動きでは、FMR LLCが15,741,014株を追加し、推定額は**$464,202,502**、Capital World Investorsが12,828,040株を追加し、推定額は**$378,298,899**、UBS Asset Management Americasは6,254,709株を削減し、推定額は**$184,451,368だった。現在、株式の75.33%**はヘッジファンドやその他の機関投資家が保有している。
ウォール街のアナリストは過去6カ月で11件の目標株価を提示しており、中央値は**$30.0**だった。また同社は、米政府の支援縮小にもかかわらず一部のインフルエンザ関連プログラムを前進させており、短期的な現金流出と今後の決算に注目が集まっている。