Eli Lilly、Q4決算好調 2026年売上高は800~830億ドルを予想
Eli LillyはQ4 2025のEPSが市場予想を上回る$7.54となり、2026年の売上高を800~830億ドルと予測した。GLP-1製剤のMounjaroとZepboundが成長を牽引し、売上高はそれぞれ前年同期比110%増、123%増と急伸した。
Eli LillyはQ4のEPSが市場予想の$6.67に対し$7.54だったと発表し、2026年の売上高を$80-83 billionと予測した。2026年2月13日時点で株価は$1,040で取引され、過去最高値を5.8%下回る水準だった。
同社のGLP-1フランチャイズはQ4に好調な結果を示した。Mounjaroの売上高は110%増の$7.4 billionに急増し、Zepboundは123%増の$4.2 billionに跳ね上がった。Eli Lillyは、経口GLP-1候補薬であるorforglipronについて、2026年4月に見込まれるFDAの判断を前に$1.5 billion相当の在庫を積み上げた。
2025年10月、LillyはNvidiaとともに、生物学を大規模に解析することを目的としたスーパーコンピューターを構築するために$1 billionを投じることを約束した。2026年1月までに両社は、臨床データをNvidiaの計算能力とリアルタイムで連携させる共同イノベーション・ラボを設立した。Chief Scientific Officerは、同社が「2025年のR&D主要イベントのほぼすべてで良好な成果を達成した。これはこの業界では稀な結果だ」と述べた。
Eli Lillyは、時価総額$1 trillionに到達した初のヘルスケア企業となった。営業利益率は45.6%に達し、純利益率は31.7%だった。同社のAIプラットフォームは、創薬のスピードとコスト効率の面で競争優位性をもたらしている。
Q4 2025の決算が予想を上回ったことを受け、個人投資家のセンチメントは明確に強気へと転じ、過去1週間でセンチメントスコアは中立(57.3)から強気(65.7)へ上昇した。四半期売上高成長率は42.6%に達した。
アナリストのコンセンサス目標株価は$1,201で、18人のアナリストがStrong Buyと評価し、Sell評価はゼロだった。一部には、目標株価を$1,350とするなど、より高い上昇余地を見込む向きもある。Novo Nordiskは価格圧力の中で、2026年の売上高成長率を-5%~-13%と予測しており、独自の課題に直面している。