Sana Biotechnology、SC451とSG293の前進に伴いBrian PiperをCFOに任命
Sana Biotechnologyは、SC451とSG293の開発を進める中で、Brian Piperを執行副社長兼CFOに任命した。第4四半期の損失は5900万ドル、現金残高は1億3800万ドルで、資金は2026年後半まで持つ見通しだ。
Sana Biotechnologyは、新たな執行副社長兼最高財務責任者(CFO)としてBrian Piperを任命したと発表し、この発表を受けて同社株は火曜日に2.2%下落した。さらに同社は、1型糖尿病の治療に向けたSC451およびB細胞関連疾患を対象とするSG293について、今後12〜18カ月の間に初期の臨床データを得る見込みだとした。
Piperは、25年以上にわたるバイオ医薬品業界での財務および事業運営の経験を携えてSanaに加わる。直近では、2025年にEli Lillyによる買収が完了するまでScorpion TherapeuticsのCFOを務め、その後、ScorpionからスピンオフしたAntares TherapeuticsのCFOを務めた。それ以前にはPrelude TherapeuticsおよびAevi Genomic MedicineでCFO職を歴任したほか、Shire Pharmaceuticalsでは13年間にわたり複数の上級財務職を担った。
同社は、第4四半期の損失が5900万ドル、現金残高が1億3800万ドルだったと報告しており、これにより資金は2026年後半まで持つ見通しだ。経営陣はSC451向けのマスターセルバンクを確立しており、GLP毒性試験の完了と製造のラボからGMPグレード施設への移管を前提として、2026年にも治験薬申請(IND, investigational new drug application)を行う可能性がある。
Sanaは、同種由来で低免疫原性化した膵島細胞プログラムであるUP421およびSC451、ならびにfusogenを用いたin vivo CAR-TプログラムSG293で進展を報告した。また、1型糖尿病を対象としたUP421試験の12カ月時点における持続性に関する更新結果も発表した。
Sana Biotechnologyは、さまざまな疾患に対する治療法として設計細胞を開発しており、特に1型糖尿病向けの低免疫原性化膵島細胞と、in vivo CAR Tプラットフォームに注力している。