MerckとMayo Clinic、自己免疫疾患の創薬でAI活用の提携
MerckはMayo Clinicと、創薬におけるAIおよび高度解析の活用を目的とした戦略的提携を発表した。当初は炎症性腸疾患、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症に焦点を当て、Mayo ClinicのマルチモーダルデータとMerckのAI技術を組み合わせて創薬開発の加速を目指す。
Merck & Co. Inc.は水曜日、創薬(drug discovery)において人工知能(AI)と高度な解析を活用するため、Mayo Clinicとの戦略的提携を発表した。このパートナーシップは、医療ニーズの高い治療領域に向けた個別化治療の開発を強化することを目的としている。
本契約の下でMerckは、検査結果や臨床的知見を含むMayo Clinicの膨大なマルチモーダルデータを活用し、AIモデルの検証および医薬品開発戦略の改善を進める。提携では、ヘルスシステムのデジタルヘルスおよびデータ解析部門であるMayo Clinic Platformから得られる臨床的知見と、MerckのAI対応バーチャルセル技術を組み合わせる。
パートナーシップは当初、高度な解析がより有効な治療法の開発を前進させ得る医療ニーズの高い治療領域に焦点を当て、inflammatory bowel disease, atopic dermatitis, and multiple sclerosisを対象とする。
今回の協業は、グローバルなバイオ医薬品企業とMayo Clinicがこの規模で結ぶ初の戦略的パートナーシップであり、臨床データとAI能力の統合に向けた大きな一歩を示している。
CEOは2月18日付のニュースリリースで、Mayo Clinic Platformの匿名化(deidentified)データ、臨床専門性、Platform技術と、Merckの世界トップクラスの研究開発能力を組み合わせることで、両組織は革新的なブレークスルーを患者に迅速に届け、創薬開発を再定義できる態勢にあると述べた。この協業は医療における新たな現在と未来を示すものであり、プラットフォーム基盤の協働によって、世界中の患者にとってより多くの答え、より多くの治癒、そしてより良い転帰につながるという。
Merck株は水曜日の発行時点で$120.59と0.81%下落した。同株は52週高値の$123.33に接近している。過去12カ月で株価は45.96%上昇している。