AbbVie、ノースカロライナ州ダーラムに14億ドルの医薬品キャンパス建設を計画
AbbVieは、ノースカロライナ州ダーラムに14億ドルを投じて185エーカーの医薬品キャンパスを建設する計画だ。拠点は2028年末までの完成を見込み、734人を採用するほか、SVP製造能力の拡充を担う。
AbbVieは米国内製造に14億ドルを投じる方針を示し、リサーチ・トライアングル・パーク近郊のノースカロライナ州ダーラムに185エーカーの医薬品キャンパスを建設する計画を明らかにした。建設は今年開始する予定で、2028年末までの完成を見込む。施設では先進製造、研究施設、人工知能を組み合わせ、AbbVieの免疫学、神経科学、腫瘍学の各ポートフォリオにわたる医薬品を生産する。
第1期では、少量注射剤の製剤製造施設、次世代ラボ、倉庫、管理オフィス、従業員向けウェルネス空間を整備し、将来のパイプライン拡大に対応できる生産能力もあらかじめ組み込む。完成後、この拠点はAbbVieの米国におけるSVP製造の中核拠点となり、治療や点滴療法で用いられるバイアル、プレフィルドシリンジ、カートリッジなどの無菌注射剤を生産する。
今後4年間で、AbbVieはエンジニア、科学者、製造オペレーター、ラボ技術者を含む734人を採用する計画で、開発期間中には2,000件超の建設関連雇用も創出するとしている。同社によれば、この投資はこれまでで最大の設備投資であり、米国内の新たな地域への製造拠点拡大でもある。
AbbVieは現在、米国で約29,000人を雇用しており、このうち6,000人超が製造拠点で勤務している。ダーラムのキャンパス計画は、過去1年間に実施した米国内製造への22億ドル超の投資に続くものであり、ノースカロライナ州、イリノイ州、アリゾナ州を含む複数州での採用拡大と生産能力増強の取り組みの一環である。